なぜECとブランドは噛み合わないのか
ECキャリア構造シリーズ
ECキャリアはスキルではなく構造で決まる。
本シリーズでは、その構造を分解している。
全体構造はこちら →EC構造全体像(サイトマップ)
メーカーECにおいて、最も多い違和感の一つがこれである。
- ECは売上を求める
- ブランドは価値を守る
一見すると役割分担のように見えるが、実際にはこの分断が構造的な問題を生んでいる。
分断が起きる理由
原因はシンプルで、評価構造が異なるためである。
ECの評価
- 売上
- CVR
- 短期成果
ブランドの評価
- 認知
- 世界観
- 中長期価値
評価軸が異なるため、意思決定が衝突する
結果として何が起きるか
- ECは短期最適になる
- ブランドはECを制限する
- 全体として非効率になる
本来どうあるべきか
ECは販路ではなく、ブランド体験の一部である。
つまり、
- 売上
- 体験
- ブランド
これらを分離せずに設計する必要がある。
なぜ難しいのか
ここで問題になるのが、組織構造である。
- ブランド部門
- EC部門
- 営業
それぞれが分断されているため、統合的な意思決定が難しい。
結論
ブランドとECの問題は、思想の問題ではない。
→構造の問題である
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